どうもこんにちは。セツカです。
さてここ数回は片付けの話がメインだったが、今回は「繊細なひと」にありがちな困りごとについて話してみようと考えている。あまり気負わずに気楽に付き合ってもらえたらと思う。
片付けの話が気になる方はこちらもどうぞ。
ちなみに「繊細なひと」とは何のことだ?という人がいたら、こちらの記事も合わせて読んでもらえるといいかもしれない。
無意識の内に我慢している
ボクはアルバイトなどの履歴書に、以前は我慢強いことが長所だと記載していた。
当時はそれが自分の長所だと信じていたが、この記事を書いている今は違う。
我慢強いというのは長所にもなり得るが、度が過ぎるとそれは塵が積もるようにストレスとして溜まっていく。
特に繊細なひとは我慢強い傾向にあるように思う。
繊細なひとは些細なことにまで気が回ってしまうため、そうでないひとに比べると受ける刺激がどうしても増えてしまう。
ボクの場合、受けた刺激を意識して我慢していることもあるが、実は無意識のうちに我慢しているケースが多かったりする。
いくつかその例を挙げてみよう。
・弁当が不味かった
これは子どもの頃の話だが、父が買ってきてくれた弁当が、ボクの口に合わなかったことがある。不味いと言ったら父が怒るのではないかと思って言い出せず、我慢して食べ続けてしまった。(父の目には子供ながらに我慢しているのがわかっていたらしく、途中で食べるのをやめろと怒られた)
当時父が怖かったというのもあるが、この頃から我慢するという行為が身に付いていた。
・冷房がガンガン当たるのが気になるが言い出せなかった。(大学の授業他)
→他の人に迷惑がかかるのでは?
・着心地の悪い服を(無理して)着ていた。
→他の服を着てもいいはずだが、肌に合わない素材の服を我慢して着ていた。
・夕飯は(お腹が空いていなくても)必ず食べていた。
→特に自分以外の人が作ってくれたときは、その人に申し訳ない気がして、食べなければいけないと思っていた。
・録画を大量にしていた
→知人に勧められて録画はしたが、あまり興味を持てず結局見ないまま溜まってしまう。
・本当は手放したい(捨てたい)ものを部屋に置いていた。
→人から貰ったもの、高かったものなど…
・つい他人のことを優先する
→自分が辛い時でも常に他人が優先だった。明らかに体調が悪くても、夕飯だけは作らなくてはと無理して作ったことも。
以上が我慢していたことの例だ。ここで重要なのが、上記の内容を無意識のうちに我慢していたということだ。当時は我慢しているという自覚すらなかったが、今過去を振り返ってみると、あの時は我慢していたなと実感している。
これはあくまでボクのケースなので全てが当てはまるわけではないと思うが、繊細な人はこのように無意識のうちに我慢していることがかなり多いように思う。
我慢していることの見つけ方
とは言っても、無意識に我慢していることをどうやって見つけて、止めればいいのかと迷っているかもしれない。
見つけ方としては何か心の中でモヤっと引っかかるものを探すことだ。
モヤモヤして気分が晴れないときは、大概何か問題が起こっている。そして何か嫌なことを我慢しているときのサインでもある。そうなったときは何が嫌なのか、紙に書き出してみるのがオススメだ。
実際に紙に書き出してみることで、自分の考えを客観的に捉えることができる。そして我慢していたことを少しでも軽減する、あるいは止められるようになると心が軽くなっていく。繊細なひとはストレス耐性が低いので、我慢することを減らすだけでも過ごしやすくなるはずだ。
もし思い当たる節があるようなら、ぜひ一度紙に書き出してみてほしい。
以上が今回の内容となる。
次回も引き続き繊細なひとに関連する内容をお届けする予定だ。
ここまで付き合ってくれてありがとう。
それではまた。